車椅子やベビーカーで外出するとき、

門扉や玄関までのアプローチに段差や急な傾斜が

あると不便になることがあります。

通路が狭くて通りにくかったり、

ちょっとした段差でもストレスとなることがあります。

家の出入りの時だけだから、と考えられるかもしれません。

しかし、外出のたびにちょっとのことで

億劫になってしまうのも、考え物です。

デザインはもちろんのところ、機能性や動線を考慮して、

そういったところまで、見越して家のエクステリアを

設計したいところです。

車椅子が押しやすいフラットでガタガタしない地面、

なだらかなスロープなど・・・。

これは自分で体験してみないとなかなか

わからないものです。

これからは高齢化が進み、すでに４人に１人が

６５歳以上となっております。

もちろん、いつまでも健康で、足腰が丈夫であればとてもいいことです。

膝が痛くなったり、歩行が困難になったり、

人間ですから、体が不調になることもあるでしょう。

誰もが、使いやすいユニバーサルデザインのエクステリア

家の設計には用いられることは多いのですが、

家の外観であるエクステリアは

手薄となっている感があります。

ユニバーサルデザインの門扉、アプローチ、庭、

玄関などいろいろと取り入れるところはあるのではないか？

と思います。

ユニバーサルデザインは人にやさしい設計です。

雨に当たらないで玄関まで行き来できるなど、

その家に住む人のことを徹底的に考えて設計されています。

そしてそのやさしい思いは、単に便利だけではなく

住む人を和やかにしてくれます。

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