今日はエクステリアのある一日を、画像を用いて
短編小説風に紹介したいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
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朝日が昇り、一日が始まった。
目を覚まして体を起こしてから、窓を開けると
庭から新鮮な空気が入ってくる。
朝露の混じった庭の空気を吸って、寝起きでぼんやりした頭が、ようやく冴えてきた。
ドタバタした朝が終わり、いざ出勤。
家を少し出たところで、振り返って「いってくるよ」と、
妻に手を振るのが習慣となっている。
今日は母親のディサービスの日である。
施設の人が車で母を向かえにくる。
母は三年前に転倒して骨折してから、痴呆が進んでしまった。
ディサービスのある日は少し、妻が楽ができる。
介護保険も毎月払っているから、ばかにならない。
数年前に改装して、アプローチを車いすでもスムーズに通れるようにした。
このアプローチも、敷地が狭く見えないようにとか、花壇を設置したりして
いろいろと設計段階でこだわったものである。
妻の趣味はガーデニングで、花壇で草むしりをしたり、
門扉近くの道路の落ち葉をはき掃除をまめにする。
表札もたまには拭いてあげると、ぴかぴかになっていいものである。
この家に引っ越ししてきた時に、表札をつけなくてはならなかったが、
せっかくだからと、ネットで探して、しゃれたデザインのネームプレートにした。
ついでにおしゃれなポストもつけた。
その2に続きます。