Gardem reform
No. 049
家族それぞれの「憩い」を繋ぐスケール感のある外構デザイン~朝妻様邸~
Before 施工前

余裕のある敷地に新居がポツンと佇む施工前のお庭。駐車スペースなどは自由度がありますが、砂利の敷かれた舗装が少し無機質な雰囲気。

ゆったりとセットバックした気品ある門構えの外構に思わず目を奪われる、存在感たっぷりのデザインへリフォーム。風に揺れる雄大なココスヤシと芝の緑が眩しく輝き、表情豊かな天然石のタイルによく映えます。広々とした敷地のスケール感を余すことなく活かしきった景観は、海外のリゾートホテルのようにリュクスでスタイリッシュ。贅沢にレイアウトされた石貼の先には気品溢れるゲートが佇み、ご家族やお客様を迎え入れます。歩みを進めるにつれ、目に飛び込んでくる景色はここにしかない「癒し」と「開放感」に満ちています。

お客様からのご要望

  • 3台分のガレージが欲しい
  • 将来的に車を停められる趣味の部屋が欲しい
  • イングリッシュガーデンを作りたい
  • ファサードの雰囲気はリゾート風にしたい
  • 水害対策として家の高さまで車をスロープで上げたい
After 施工後

実は悩みの多い広い敷地、要(かなめ)はコストとデザインの絶妙なバランス感

南面に大きく開口部を設けたご自宅の前に、光が降り注ぐ申し分のないほどの敷地が広がる朝妻様邸。広く明るい庭、というと、何でも自由にプランができそうなイメージがありますね。それでも癒樹工房に出逢う前には、他で何回かプランを提示してもらったものの、どれも決め手に欠けていたとか。
実は制約の少ない広い敷地のプランは意外と設計者泣かせとも言われます。その要因のひとつが、どこに何を配置するのか逆に悩ましい、という問題。贅沢な悩みのようですが、阻害する障害物などが少ないと、趣のあるお庭づくりには欠かせない遠近感やフォーカルポイントなどの演出がかえって難しくなり、デザインにメリハリを付けにくいのです。むしろ、制約が多い方がやるべきことが明確になりやすいのかもしれませんね。

デザインはもちろんのこと、コストとのバランスも大切です。敷地が広大であればあるほど、舗装やフェンス等、あまり凝る必要のない場所に莫大な費用がかってしまう、という問題もよく聞かれます。地味な部分にばかりお金がかかって、イメージとかけ離れてしまったのでは、本末転倒ですね。
こうした敷地特有の悩みに応えたプランニングは誰にでも容易にできることではなく、高い技術力、充実した経験やセンスが必要になってきます。つまり熟練したプランナーの腕の見せどころ、といったところでしょうか。
お客様の大切なご予算を、どこにどれだけ傾けるか…? こうした事例のプランにおいては、コストとデザインの絶妙なバランス感、その落としどころが要(かなめ)となって来るのです。

異なるコンセプトの空間を繋ぐダイナミックな景観づくり

モダンなゲートをくぐると目の前に広がるのは、ダイナミックに張り巡らされた芝、迫力ある土間コンクリートの駐車スペース、洗練された天然石タイルのアプローチの織りなす大胆なレイアウト。お庭というよりは、ランドスケープデザインの域に達している感のある朝妻様邸は大きく分けて4つのゾーンに分けられます。
1つは3台分のガレージ、そして屋外の2台分の予備の駐車スペース、1階東南の部屋の前には同居するお母様のイングリッシュガーデン、そしてバッグヤードには息子さんの趣味スペースとなる2台分のガレージが整然と配置されています。

ガレージのような構造物がお庭に配置される場合、どうしても人工的な印象がその雰囲気を損ねがちですが、このお庭の中では不思議とそれを感じさせません。というのも、ここで採用したのは近年、注目されるようになっている「デザイナーズガレージ」とも言われる居住空間にも注目した高級感のある製品。デザインがシンプルでお洒落というだけでなく、使われている素材や仕様にもこだわったガレージがお庭をよりスタイリッシュに演出します。

一方で、お母様のお部屋の前に造られたイングリッシュガーデンは、レンガの花壇や丹精込めて育てている薔薇のアーチが目を引くエレガントな雰囲気。玄関前の株立ちのアオダモも野趣溢れるシルエットで建物を引き立てます。
こうした異なるコンセプトの空間をゆったりと繋ぐのが、石英岩の洗練された表情を再現したタイルアプローチ。落ち着いた色味の石畳が景観をやわらかに引き締めています。
この広い敷地ならではの伸びやかでゆとりある景色づくりは熟練のプランナーならではの技術ともいえそうです。

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