ガーデニング

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DESIGN POINT 1

日々の生活に潤いと癒やしを与えてくれるガーデニング

「最近なんだか元気が出ない・・・」知らず知らずのうちに疲れが溜まり、このように感じる方は少なくありません。どこかに出かけて気分転換も良いですが、疲れきった体では遠出をしようという気持ちにはなりにくいものです。そんな時もっと身近で気分をハッピーにしてくれるような楽しみができたら良いと思いませんか?
そこでオススメなのがガーデニングです。ガーデニングは人を癒す効果を持っています。みなさんも疲れを感じた時、ふと目に入った木々や草花に心がほぐれるような感覚になったことがあるかもしれません。それこそが植物が持つヒーリング効果なのです。「園芸療法」や「ガーデンセラピー」と言って治療に用いられるほど花や緑には癒し効果があることが証明されています。
ガーデニングは土や植物に触れることで、ストレスを緩和させると同時に他にも様々な効果が期待できます。
ガーデニングは地味な作業に見えますが、鉢を移動させたり、水やりや剪定など意外と体を使うので、運動不足解消にも効果的です。またガーデニングによって日光を適度に浴びることでカルシウムの吸収を助けるビタミンDが体内で合成され、骨粗しょう症対策になります。さらに免疫力を向上させるという効果もあります。ただし紫外線を過度に浴びることは日焼けなどの皮膚トラブルを招くことがありますので、紫外線が強くなる時期は日焼け止めなどをうまく活用しながら行うと良いでしょう。
そして木々や草花を育てることで、その成長が楽しみになり、日々手をかけてお世話をするようになります。手をかければかけるほど、お庭の植物たちが可愛く感じられます。雨や風が強い日は植物に影響が出ないか心配になりますし、逆に天気が良い日が続けば乾燥が心配になります。そうした気持ちの変化が生活にメリハリを生み、日々を楽しいものにしてくれます。そして自分の手で育てた植物が花を咲かせ、お庭を彩るのを眺める時その喜びは格別のものになることでしょう。心身を癒すガーデンセラピーという考え方をお庭に取り入れれば、慌ただしい毎日でガチガチになった心と体をほぐすことができます。
とはいえ、「ガーデニングと言ってもどんな木や花を植えたら良いの?」、「お手入れは簡単な方が良いけど、そういう植栽はないの?」という方もいらっしゃることでしょう。ガーデニング初心者の方でも管理しやすい植栽もありますので、はじめての方はいきなり沢山の種類を扱わずに少しずつ植物を育んで、ガーデニングの楽しさにゆっくり触れていきましょう。ここでは植栽が私たち生活にもたらす効果やオススメの植栽についてもご紹介します。

DESIGN POINT 2

手間いらずのお庭の作り方

剪定や施肥、病・虫害対策などにできるだけ手間をかけたくないという方は多くいらっしゃいます。手間いらずのお庭の基本は、「成長が遅い」「肥料を必要としない」「病・虫害を被りにくい」の3条件を満たす樹木を選ぶことです。日陰~半日陰を好む常緑樹に多く、ヤマモモ(雄)やカラタネオガタマなど、花や実が目立ち過ぎない樹種を選ぶと虫もつきにくいので、病・虫害の対策の手間があまりかかりません。
ただし常緑樹中心にお庭を作ると葉が生い茂ったような印象になり、暗いイメージになりかねません。その場合グミギルドエッジやフイリヤブランなどの斑入り種を混ぜあわせて植えましょう。落葉樹のなかでも、ヤマボウシは明るい葉の色で暗い印象を和らげてくれます。

DESIGN POINT 3

病・虫害に負けないお庭

樹木が健全に生育するには、日照、水分、土壌、温度、通風の5つの条件が整っている必要があります。これらのバランスが崩れると、樹木は病・虫害を被りやすくなります。また配植はなるべく密植させないよう心がけましょう。密植すると成長に欠かせない栄養資源を複数の樹木で取り合い、樹木の抵抗力が落ちて病・虫害に侵されやすくなります。樹種にもよりますが、隣り合う樹木の幹の間は高木2m以上、中木1m以上、低木0.5m以上は取るようにします。しかし敷地の形状によっては全ての条件を満たすことは難しいでしょう。しかし可能な範囲で配植や樹種に注意することで、病・虫害に侵される確率を下げられます。

DESIGN POINT 4

植栽が生活にもたらす効果

  • 植栽で日差しを調整する
    植栽で日差しをコントロールするには、カツラやコバノトネリコなどの落葉広葉樹を植栽しましょう。落葉広葉樹は夏に葉が茂り、日差しを遮るスクリーンとして機能します。一方、冬は葉を落とすことで日差しを透過させ、建物を温める効果があります。
    樹木と部屋が近いと部屋が暗くなり過ぎてしまいますし、離れすぎると角度のある夏の日差しが部屋まで影を伸ばしてくれなくなってしまうので、こうした効果を効率的に得るには建物と適度に距離を取って樹木を植えることがポイントです。
  • 穏やかな風を呼び込む
    樹木の選定や配置を工夫することで、お庭や室内に穏やかな風を呼びこむことが出来ます。風を比較的通しやすい、葉の付き方が密でない樹木を選ぶことで風を呼び込みやすくなります。特にカエデ類やエゴノキ、ヒメシャラ、マユミなど、小さな葉の落葉広葉樹が向いています。逆にスダジイやヤブツバキなどの常緑広葉樹やスギやマツなどの針葉樹は葉と葉の間隔が狭く風をあまり通さないため、こうした目的での植栽には向かないでしょう。
    しかし落葉樹のみでお庭を構成すると夏以外の季節では葉が少なくなるか全くなくなり、お庭が寂しい印象になります。そのため落葉樹と合わせて常緑広葉樹でも比較的風を通しやすいシラカシやソヨゴ等を配植すると常に緑があるお庭になります。また樹木は風の通り道を塞がないよう間隔を空けて配植することがポイントです。
  • 配植の工夫で強風を防ぐ
    強い風は住環境を改善するどころか悪化させてしまいます。特に高層の建物の脇やその間で起こるビル風などは、通行上の安全も阻害しかねません。敷地内に幅3m程度の緑地帯が取れる場合、葉が多く密なマテバシイやアラカシ、マルバグミ、ハイネズなどの常緑樹で生け垣を作ると、建物に吹き付ける風を防ぐことが出来ます。配植する際は、隣り合う樹木と枝が触れ合うよう、密に植えるとより効果的です。また冬の寒い風などが吹きこむような場所は、シラカシなどの風に強い常緑樹でカバーするといいでしょう。
  • 植栽で遠景をお庭に取り込む
    日本庭園の手法の1つに「借景」という技法があります。借景とは周辺の緑や山の姿などをお庭の風景として取り込む手法です。敷地の外に魅力的な風景などがある場合、それをお庭の景色として取り入れることで、見た目以上にお庭を広く感じさせることが出来ます。樹木は成長が遅く小さくても形がまとまる樹種、アカマツやイヌマキなどを選びましょう。遠景を活かす時は、お庭のスペースにもよりますが、樹種は3~5種類程度に抑えましょう。
    その際、樹木の高さに変化をつけ、それぞれの樹冠の頂部を結ぶ線が直線ではなく弧を描くように植えるとより広がりを感じられます。近くに電柱や看板等がある場合は常緑の高木を用いてしっかりと隠しましょう。
  • お住まいの印象を和らげる
    最近よく見かけるようになったコンクリート打ちっぱなしのお住まい。コンクリートは重厚でカチッとした印象を与えます。その中に樹木を1本添えるだけでスタイリッシュな空間に柔らかさが生まれ、硬いイメージのお住まいも温かみが感じられます。空間に柔らかさを加える場合は広葉樹で常緑・落葉の樹木を上手く組み合わせて、軽やかさを演出するのがオススメです。
  • 樹木で敷地の境界を示す
    樹木で敷地に境界を作り出す場合、1年を通して葉を茂らせる樹種を選ぶことがポイントです。境界が曖昧になると、隣人や通行人との間でトラブルを引き起こしかねません。カナメモチやアラカシなどを植えると良いでしょう。人が容易に侵入できないように、樹高は1.5~2mくらいあると安心です。また小動物の侵入を防ぐために植栽の足元はサツキツツジやクルメツツジ、フッキソウなどの常緑低木か、リュウノヒゲなど葉が密に付く地被植物を植えます。その時低木は30cm、地被植物は15cmの間隔を取ると良いでしょう。境界の道路側を綺麗に見せるには、道路側から地被植物→低木→中木という構成で配植します。そうすると道路から敷地内に向かって緩やかに連続した緑の空間が広がっているように感じます。
  • 樹木で作るスクリーン
    樹木でスクリーン(目隠し)を作る場合、隠したい部分を確実に覆えるように、隣り合う樹木の枝先が5cmくらい重なるように植えます。地被植物、低木、中木、高木を使って緑のスクリーンを構成します。同じ樹種だけでは単調になってしまうので低木や地被植物を中木の前に植え、部分的に植栽の幅を厚くするなどしてリズムを付けましょう。列植でも樹高に差をつけるとラフな感じに仕上がります。さらに常緑樹と合わせて落葉樹を植えると表情豊かなお庭に。例えば常緑樹のキンモクセイを主木として選んだ場合、落葉樹のムクゲも一緒に配植することでスクリーンの表情にアクセントが生まれます。また2~3mくらいの細身のヤダケやクロチクなどを利用すると、スクリーンでありながらも外部と内部を完全に遮断しない、半透明の仕切りのような使い方が出来ます。
    他にもゴーヤなどのツル性植物でグリーンカーテンをつくるというのもオススメです。グリーンカーテンは目隠しになると同時に室内の温度上昇を抑制してくれます。

自然との関わりを持つことで生活もご家族の心身の健康も良い方向へと導いてくれます。植物のお手入れは苦手・・・という方も始めてみると、その奥深さにのめり込んでしまうかもしれません。癒しをもたらすガーデニングで植物を育て、愛でる喜びを味わってみるのはいかがでしょうか?