ウリンと人工芝のナチュラルガーデン

リビング前のガーデンスペースには目隠しのためのウッドフェンスを設置しました。今まではお隣さんとの距離も近く、お部屋の中まで見えてしまう状態でしたが、背の高い目隠しを設置したことでカーテンを開けたままでも過ごすことができます。ウッドフェンスの長所はハンギングバスケットなどをかけて、お好みにデコレートできると共に圧迫感を感じることなく採光も取れるところです。荻原様邸ではリビングから見える位置にハンギングバスケットをかけ、そこから垂れるアイビーがとても可愛らしく配置されています。ウッドフェンスはシェードなどのガーデンアイテムを取り付けることも可能です。シェードがあればガーデンスペースに日影ができ、快適な空間になります。シェードの効果は室内にも及び、真夏の部屋の温度上昇も抑えられるのでエアコンの稼働率が下がり、省エネに繋がります。温かみを感じるウッドフェンスはいろいろな楽しみ方ができますね。ガーデンスペースの床面は人工芝を敷設しました。天然芝と違い、枯れないので一年中緑を感じられます。人工芝はパッと見ただけでは分からない程、リアルなつくりになっています。天然木のウッドフェンスとも相性が良くナチュラルな雰囲気を演出します。

ナチュラルモダンなオープンファサード

アプローチはタイルを使用し、２色のタイルでデザインしました。シンプルな色使いでまとめ、モダンな表情のアプローチになっています。白いタイルをベースに黒いタイルでラインを入れました。黒いタイルが動線をつくり、ご家族とお客様を玄関へと誘導します。玄関の前には門柱を造作。木調のアルミ材を連続して立たせ、表札とインターホンを設置しました。ブロックでつくった壁と違い、ナチュラルで軽快な雰囲気を演出しています。門柱に使用したアルミ材は、ファサードにナチュラルな雰囲気をつくり出します。木目の意匠でガーデンスペースのイメージと統一。門柱の足下は黒のピンコロ石で囲い、小さな花壇を造りました。コンパクトに彩られた植栽が可愛らしく挨拶をしてくれます。オープンスタイルのエクステリアですが、自転車置き場は防犯のため道路から目立たないようにウッドフェンスを目隠しとして2枚設置しました。門柱とも意匠がマッチしているので、目隠しのウッドフェンスだけが目立ってしまうことはありません。モダンな外観と天然木の温かみを両立できる、シンプルで飽きの来ないナチュラルモダンなエクステリアになりました。