おしゃれな物置をエクステリアのフォーカルポイントに

道路からも見える位置にシンボルとなる洋風のアンティークな物置を設置しました。違う色を重ね塗りすることでアンティークなエクステリアになりました。

タイルを基調としたナチュラルなエクステリア

ご近所にレンガや自然石を使ったエクステリアが既にあるので、周辺では使われていないタイルを使用したエクステリアをデザインし、オリジナリティーを演出。タイル貼りの面は３つのブロックに分けてそれぞれラインをずらしたので、奥行き感が生まれました。直線にしないことで、実際の距離以上の奥行きを感じられます。スリットの間はタマリュウで埋めて草目地に。緑のラインがエクステリアをよりナチュラルな雰囲気にしてくれています。裏の隣地境界側の通路は、見えないところなので防草シートと砂利を敷いています。砂利は踏んだら音が鳴るため、防犯性も高まり、安心感の得られるエクステリアとなりました。

デザインウォールは和洋折衷のデザインに

奥様の選んだ焼き物の表札に合うように、左官の塗り壁も柔らかい色合いを選択。左官仕上げの壁の表面は、櫛引と言われる手法で仕上げました。１０cm角の色幅のある方形石もエクステリアのアクセントになっています。デザインウォールの下にマリンライトを取り付けて門灯として使用しました。門灯は通常、上から照らしますが、下から照らし上げているので陰影が映し出されます。天然石や櫛引仕上げのわずかな凹凸もライティングにより印象的に表情に。
丸いフォルムが可愛らしいマリンライトは空間にアンティークな趣を与えてくれていますね。夜だけでなく昼間もファサードのアクセントとして空間を飾ります。玄関ポーチの脇には、デザインウォールと同じデザインで立水栓を造作。
蛇口のマガモと上部のテラコッタの壷が可愛らしいですね。

カースペースから伸びる飛び石と枕木の小道

冬の雪害対策として、カーポートは両側に柱がある頑丈な物を設置。その右側には飛び石と枕木の小道があり、物置や奥のウッドデッキへとつながっています。物置は洋風のアンティーク調で、違う色を重ね塗りして仕上げました。その隣にはコニファーの生け垣を作り、緑をプラスしています。リビング前のウッドデッキには、サークル状の石を使って階段を造作。プライバシー対策として落葉樹の高木を一本植えました。大きなモミの木はクリスマス用なので、ご家族で飾りつけするのが楽しみですね。