プライバシー対策としてホワイトのプラスGで目隠しを造作

阿部様邸は前面側を３台分の駐車場に充てたオープンタイプのエクステリア。前面が駐車場なので開放感はありますが、その分プライバシーの面では心配が残ります。「開放感は保ちながらも必要なところは隠したい」そんなご要望を一挙に叶えるのが、LIXILのプラスGです。お住まいのデザインに合わせてプラスGもコーナーを設けてスクエアにデザイン。
コーナー部分には縦桟の柱材を多く組み込んで、圧迫感を軽減しつつプライバシーを保護しました。また縦桟の柱材でスタイリッシュな雰囲気に仕上げています。お部屋の前は人が立った時の目線に合わせて半透明のパネルを設置。また左側のパネルは市松模様のように配置してデザイン性をプラスしました。遊び心のあるデザインなので、視線は奥の窓ではなく、手前のパネルに向き、目隠し効果もさらに高まります。外からは窓の中の様子は見えません。
全てをパネルで覆うことも可能ですが、必要な部分にのみパネル材を組み込むことでコストを抑えることが出来ました。このパネル材は半透明のタイプなので、プライバシーを守りつつ、光を通すので明るさは損なわれません。アーバンな雰囲気のお住まいと白のプラスGが見事にマッチしたエクステリアになっています。リガーデン前のエクステリアは最低限の物が付いている状態でしたが、プラスＧによって、見た目のデザイン性だけでなく、暮らしやすさも格段に向上しました。

プラスGの裏側は使いやすさに配慮したプライベートガーデン

プラスGの裏側は土の面を残さず、一面砂利敷きにしてあります。防草シートも敷いたうえでの敷設なので、雑草の心配もなくローメンテナンスです。プラスGのコーナー部分は、旦那様が一服するためのスペースです。テーブルや灰皿も完備されているので、ゆっくり過ごすことが出来ますね。
リビングの掃き出し窓前にはコンパクトなサイズのウッドデッキを設けました。高さは窓のサッシにくっつくようにしてあるので、お部屋の高さとほぼ変わりません。中と外がフラットだと出入りがしやすくなります。プライバシーが守られた空間なら、外に出てもカーテンを開けても安心です。ウッドデッキに腰をかけて自然の風を感じながら深呼吸すれば、日々の疲れもリセットされますね。爽やかな風が流れるガーデンスペースは、ゆったりとした穏やかな時の流れを感じることができるでしょう。