ガーデンリフォーム工事施工事例集
輪が紡ぐ庭。自然石×植栽の調和が魅せる凛とした佇まい~山口様邸~
凛と佇む門の先に広がるのは、重厚な自然石とやわらかな緑が織りなす別世界のような大空間。大小のサークルを重ね合わせた大胆なレイアウトは、まるでヨーロッパの邸宅庭園を思わせるドラマチックな眺めです。敷地全体を目隠しフェンスでしっかりと囲い、外からの視線を感じさせないプライベートな緑の楽園が生み出されました。
DESIGN POINT 1品格あるファサードと堂々たるガレージ
のびやかに佇む白壁と重厚感たっぷりのガレージ。
足元は全面に石張り舗装を施し、歓迎ムード溢れる設えです。
通りかかる人がついうっとりと見惚れてしまう、そんなファサードとなりました。
ガレージにはヴィラージュⅢ(YKKap)の2連棟仕様を採用。
電動シャッタータイプで雨の日も荷物を持ったまま濡れずに移動が可能です。
防犯面に関しても、これまでのカーポートのみの駐車場とは段違いの安心感をもたらしてくれます。
ホワイトタイルの門袖の中央には、アルミ鋳物の門扉とアーチを組み合わせてヨーロピアンな雰囲気に。
訪れる人を明るく迎え入れると同時に、その先の庭への期待感を高めてくれるようです。
重なり合うサークルが生む豊かな庭の物語
お庭に一歩足を踏み入れれば、乱形石や方形石が絡み合うダイナミックな風景に迎えられます。
自然石をメインにした舗装は力強さを感じさせると共に高級感たっぷり。
ワクワクと歩を進めたくなる設えです。
デザインのコンセプトは「サークルを重ね、つなぐ」という大胆なレイアウト。
南北方向に基準ラインを設け、大小の円を連続させながらエリアを自然に区切っています。
この手法によって、視線が庭の奥まで誘導され、どの角度から見ても続きが見たくなる奥行きが生まれました。
庭の中央には、既存の朴(ほお)の木を丁寧に移植しました。
周りに円形のベンチが据えられた姿——それは、まさにお庭のシンボルツリーになることを待っていたかのような存在感。
年を重ねるごとに枝を広げ、夏には大きな葉が木陰をつくる姿が今から楽しみです。
お茶を楽しむ贅沢なタイルテラス
リビングから一続きに広がる円形のタイルテラス。
そこは、山口様ご家族から「ゆっくりくつろぎたい」とご要望のあった場所です。
ガーデンの各所に散りばめられた円形デザインのひとつとして良く馴染んでいます。
階段は円を重ねる様にして、テラスの全方向に計画。
まるでステージの様な特別感のある空間となりました。
テラスは600角の大判タイル(ファインクォーツ/オンリーワン)を贅沢に敷き詰め、ゆったりとした設えに。
縁はピンコロ石で丁寧に仕上げ、階段一段目は乱形石で味わい深いデザインに。
所々に組み込まれたアクセントが飽きの来ない風景を生み出しています。
テーブルやチェアを置けば、まるでカフェのような寛ぎの場に早変わり。
大きなパラソルで日差しをやわらげれば、いつでも快適にお茶を楽しめそうですね。
ぐるりと囲む目隠しフェンスで叶えたプライベートガーデン
敷地の外周にはエコモックフェンス(土新建材)を設置し、しっかりと目隠しを。
木目調のやさしい表情を持ちながらも、実は腐食や色あせに強い樹脂製素材なので、ペンキの塗り替えや防腐処理のメンテナンスが不要です。
ガーデニング作業中も周囲からの視線を感じることなく、思い切り土いじりを楽しめそうです。















































Garden channel
― 我が家の庭づくりと癒樹工房 ―
新築当初、庭づくりは自分たちの手で少しずつ進めていこうと考えていました。しかし、日々の生活に追われるうちになかなか本格的に手をつける機会が持てず、気がつけば年月が経ってしまいました。さすがにこのままではいけないと思い、方針を改め、専門業者の力をお借りして庭づくりを進めることにしました。
外構工事の依頼先を探すにあたり、家族の者が以前から関心を持っていた「癒樹工房」様に相談させていただきました。ちょうど三月初旬のことです。
その後、新井様にご担当いただくこととなり、過去の施工例の紹介を受けながら庭のイメージをお伝えすることから始まりました。
私たちの希望として、以下のような庭をご提案いただきたいと考えておりました。
・リビング前に大きなサークル(半円)を描くテラスを設け、タイルや石で仕上げる
・庭の中央に主木を配置し、サークルで囲み、ベンチを兼ねたデザインにする
・サークルの縁に沿うようにベンチを設け、くつろげる空間に仕上げる
これらのイメージをできる限り共有できるよう、いくつかの参考画像も用意し、新井様にお見せしました。
そこから約三・四か月の間に、打ち合わせを十数回重ね、細部のデザインや使用する素材についてじっくりと検討しました。打ち合わせの中では、新井様からの的確なアドバイスをいただき、曖昧だったイメージが次第に具体的な形となっていきました。おかげさまで、当初の想像以上に満足のいくデザインが完成しました。
一方で、工事費用については当初の想定を超える結果となりましたが、それだけの価値があると確信し、お願いすることを決めました。ここに至るまでに新井様には何度も図面の修正や見積もりの調整をしていただき、根気強く対応してくださいましたことに感謝しております。
工事は夏の盛り、七月半ばから始まりました。
ガレージの建築確認申請や付随する検査なども平行して進めながらの施工でした。厳しい暑さの中、外構工事職人、水道電気工事職人、石張職人、タイル職人、植栽職人の皆様が、それぞれ手際よく作業を進めてくださり、仕上がりが非常に丁寧で、美しい庭の完成へを繋がりました。
植栽については、新井様と共に苗木販売店へ出向き、実際に樹木を見ながら相談し、納得のいくものを選ぶことができました。そして年が明け、植栽やガーデンライトの設置も終わり、庭がようやく完成しました。まだ冬の装いですが、春には新緑が芽吹き、より一層魅力的な空間になるのではないか、今から楽しみにしております。
これから草花を植え加えながら、庭の変化を感じていきたいと思います。
最後に、夜の庭に灯るガーデンライトを眺めながら、この素敵な空間を実現してくださった新井様をはじめ、関わってくださった皆様に心より感謝申し上げます。