新築エクステリア工事施工事例集
電気錠システムを取り入れた安心のクローズエクステリア〜小山様邸~
エクステリアにはセキュリティーと日々の使いやすさを
エクステリアにおいてデザインも大切な要素ですが、セキュリティー面も考慮すべき重要なポイントです。防犯の基本は、不審者を敷地に立ち入らせないこと。前面が道路に面している小山様邸のエクステリアは、防犯面を考えデザイン門扉と伸縮門扉を使いクローズに。駐車場には伸縮門扉を設置して、不審者の侵入を防ぎます。伸縮門扉は奥が見通せるので、死角が少なくなり防犯面でも安心です。
人が出入りするデザイン門扉には電気錠システムを採用しました。電気錠のメリットは鍵穴に鍵を差し込まなくても施錠・解錠できるところです。小山様邸に使用したのはLIXILのジオーナ門扉。ジオーナ門扉は携帯電話やカードをかざして施錠・解錠するタイプのものやリモコンでできるものなどがあり便利です。来客時には家の中から解錠できるので、わざわざ外に出る必要もありません。また意匠性も高いので、お住まいの顔となる門まわりが印象的に。門扉を取り付けているデザインウォールはクランクさせたデザインで、シンプルながらも存在感を放ちます。笠木を取り付け、雨だれ汚れを防止すると共に重厚感のあるエントランスを演出します。
利便性や防犯性を満たしながら、美しいエントランスになりました。エントランスにはピンコロ石で花壇をつくりました。クローズなエクステリアも、植栽の表情によって柔らかい雰囲気に。そしてアイアンのパネルが組み合わさったデザイン門扉を開けると、タイル貼りのアプローチが広がります。
白を基調としたデザインに遊び心を加え、黒いタイルラインを入れました。白いタイルでさらに空間が広がって感じられます。アプローチと玄関ポーチの段差を低くしているので、ベビーカーも押しやすく移動がスムーズに。玄関ポーチは空間を広く使っているので、玄関まわりにゆとりが生まれます。ベビーカーを置いておくこともできますね。夜はグランドライトで足下の安全を確保します。デザインウォールの前には下方配光型のポールライトを設置しました。このポールライトは下方向にのみ光が拡散するので、光を眩しく感じることはありません。効果的に足下を照らすことができます。またアプローチの明るさを保つことは、防犯面でも重要です。セキュリティー面も使いやすさも満たすため、アプローチにエクステリアライトを取り入れました。日々の暮らしに寄り添った安心のエクステリアが出来上がりました。
ハウスメーカーの提案いただいた外構にどうしても満足できず、癒樹工房さんに辿り着きました。結論を先に行ってしまえば本当に任せてよかったです。私たちの希望は手入れがしやすく維持しやすい、かつ無機質にならずおしゃれであることでした。
そのうえ、予算もできるだけ抑えてほしいともお願いしており、我ながら無理難題を言っているなと思いながら依頼しておりました。
癒樹工房さんはそんな私たちの無茶なお願いにも誠実に対応くださり、こちらが思っている以上のご提案をしていただきました。打ち合わせの中でせっかく考えて来ていただいたアイディアをボツにさせていただくこともありましたが、さらによいアイディアをもってきて下さり、楽しく外構作りをさせていただくことができました。
終わってみればデザインも満足、価格も納得(結果的にハウスメーカーから提示された価格より安くなりました)であり、毎日の帰宅が楽しくなっています。
このたびは本当にありがとうございました。家族みなとても感謝しています。
小山 一