新築エクステリア工事施工事例集
アプローチやファサードなど、二世帯住宅ならではのポイントを全て押さえたエクステリア〜栗田様邸〜
暮らしやすさを重視したセミクローズファサード
二世帯住宅は単世帯とは違い、それぞれの世帯の要望をまとめ、統一感のある仕上がりにすることが大切です。それぞれの世帯のライフスタイルを考え、大きなデザインウォールにお揃いのポストと表札を取り付けて、貼りレンガのラインでアクセントを設けました。レンガやタイルのカラーは柔らかな色調のものをチョイスしています。スタイリッシュなフォルムのネームプレートは門灯も兼ねています。ステンレスの材質とマッチするようポストもステンレスタイプを選択しました。流行に左右されないシンプルなデザインにすることで、それぞれの世帯のご家族に長く愛されることでしょう。
二世帯住宅にはお車も2台あることが多いので、カースペースに用いるアイテムも2つ必要です。奥まで続く大きなカーポートは同じタイプのものを2つ連結して設置しました。屋根材は熱線吸収するマットタイプなので、駐車している車の内部は温度が上昇しにくく、屋根上部の汚れも目立ちにくくなります。
アプローチの階段は、上り下りが楽になるよう蹴上げを低くしています。通常15cmで造作するところを今回は12cmほどに設定しました。お子様にも大人の方にも優しい仕上がりです。玄関のポーチから駐車場の高低差はおよそ50cmありますので、転落防止用として、しっかりとしたつくりの横桟のフェンスを取り付けてあります。隙間の小さいタイプなので、玄関ドアを開けても室内が外から見えにくく、プライバシーの確保に繋がります。
室外機などを設置するスペースはデッドスペースになりやすいので、高木を等間隔に植樹してナチュラルテイストに仕上げました。生活感のある物も植栽によって視線をそらすことができます。そのため植栽は配置する位置にもこだわりました。室内から窓の外を眺めた時にも植栽が揺れるのを楽しめるようにしたのがポイントです。白く美しい化粧砂利も敷設してあるので雨の際も泥が跳ねること無く、ご新築の外壁や基礎が汚れるのを軽減させます。ご家族の憩いのガーデンスペースは広々とした人工芝の空間です。大きな構造物はあえて設けず、フラットに仕上げたことで、障害物がなくなり、走り回るお子様がぶつかったり転んだりする危険性を軽減させました。ボール遊びをしたり、ピクニック気分でご飯を食べたりと、ご家族の笑顔を作り出してくれるガーデンスペースになりました。
二世帯で家を建てるにあたり、HMにエクステリアもお願いしていたのですが、デザインを見ても価格でも満足のいく提案が得られずに困っていました。そんな中、インターネットでエクステリアを検索していくと、どのエクステリアを見ても“素敵”“おしゃれ”“真似したい”と思える会社がありました。それが御社でした!ホームページには展示場のようなお庭だらけで、新築に掛ける予算がほぼ“家”でしたので、エクステリアに掛ける充分な費用もない私達が、果たして御社にお願いできるのか諦め半分で問い合わせをしたところ、快く応対して下さいました。デザインも本当に素敵でHMの提案は何だったのだろうかと、“エクステリアのプロの実力“を思い知らされました。二世帯という事もあり、私達夫婦、両親の要望をまとめるのに大変だったと思いますが、見事に表現して頂けました。狭いながらも人工芝の夢の庭ができ、今では息子と両親が毎日のようにボールを蹴って遊んだり、天気の良い日は芝の上でお昼を食べたりして、家族の憩いの場になっています。
担当して頂いた庵谷さん、内野さん、この度は大変お世話になりありがとうございました。また施工工業社の方々、携わって下さった方々に感謝申し上げます。
ウッドデッキいつかしたいです!その時はぜひお二人にお願いしたいと思います。今後共よろしくお願い致します!!
栗田