ガーデンリフォーム工事施工事例集
コンクリートのみのオープン外構が、緑とレンガを得て魅惑のナチュラルフロントガーデンへ~矢澤様邸~
プライバシーに配慮したお洒落なオープンエクステリアに変身
開放感を感じるオープンタイプのエクステリアも、視線を遮るものが無いとプライバシーを守ることができません。また殺風景な印象を与えてしまうので、住んでいるうちにシンプルすぎて物足りないと思うようになる方もいらっしゃいます。
植栽をフォーカルポイント(見どころ)にすることで、物理的に木が視線を遮ってくれるという効果もありますが、お住まいではなく、視線を植栽に誘導させることができます。大規模な工事をしなくても植栽やレンガでフォーカルポイントをつくると、道路から玄関が丸見えという問題を解決することが可能です。ポイントを決めて高めの常緑樹を植栽しました。常緑樹なので季節に関係なく目隠しとして活躍してくれます。夜には花壇のライトや既存の門灯がシンボルツリーや下草を照らすため、美しい影のアートを楽しめます。
レンガと枕木がナチュラルな印象の植栽スペース
目隠しをするために立てられた枕木の後ろにはレンガの角柱を配置しました。レンガの角柱には自然石を模したコンクリート製の平板を笠木として使用しています。色合いも柔らかで自然素材のレンガとの相性は抜群です。レンガの角柱は低めに造作してあるので、植木鉢を置くには最適です。ひょうたん型の花壇の中に造作することで、花壇スペースのボリュームをアップさせています。枕木から花壇までの間に高さの様々な植栽を入れることで、空間に立体感が生まれます。ナチュラル感いっぱいの目隠しになりました。
DESIGN POINT 3ロートアイアンがアクセントになっているデザインウォール
ポストとインターフォン下の飾りはロートアイアン製で、表札もスクエアなフォルムで統一。ナチュラルアンティークなイメージになりました。レンガをあしらったデザインウォールは、白く塗り上げているので、アイアンのアイテムの黒がさらに引き立って見えます。表面のランダムな凹凸や取っ手に付けたリボンがお洒落なポストは、玄関まわりのアクセントになっています。足下の花壇はレンガを縦に並べて造作。白い花が可愛らしい下草を植えました。
デザインウォールの横にはアルミ製のポールの中に水道管を通して立水栓を造作しました。見た目がウッド調なので、ナチュラルな雰囲気を味わえます。蛇口が2つ付いているので用途によって使い分けが出来て便利です。水受けには白い玉砂利を使用しており、爽やかな印象にするとともに水跳ねの軽減を狙っています。
今の戸建てに引っ越してきた当初は、コンクリート敷きのオープン外構に単純に開放感を覚えていたのですが、次第に、バス通りから玄関が丸見えなこと、鉢植えの植物が強風で倒れてしまうことが気になり出しました。この2点の解決策として、玄関前に花壇を作り、目隠しとなる常緑樹を植えてはどうだろうか?と考えているうちに、あれもしたい、これもしたい、とリフォームへの思いが募り、ついに外構工事の業者を探し始めました。そんな時にインターネット検索をしていて目に留まったのが癒樹工房さんのHPです。施工例が丁寧に紹介されており、スタッフの方々の誇り・自信・熱意・夢を感じて、ぜひこの会社に頼みたい!と思いました。癒樹工房さんにお願いして正解でした。
期待通り、担当の五十嵐さんはこちらの要望を正確に汲み取って形にしてくださいました。完成予想図を見せて頂いた時には、優美な曲線を描く花壇、味わいのある色調のレンガ、そして全体をぐっと引き締めるアイアンウッドの柱やアンティーク調郵便受けなどの焦げ茶色のアイテムにうっとり。可愛いけれど落ち着いた雰囲気のデザインは私の思い描くイメージそのものでした。
完成後の今は、玄関の出入り時に人目を気にすることもなくなりましたし、念願のガーデニングも楽しめるようになりました。蛇口が2つ付いたオリジナルの立水栓は、花壇の水やりをしたり子供達の靴を洗ったりするのに大活躍です。近所の方々からは素敵なお庭ね、とよく声を掛けられます。
どうもありがとうございました!!
矢澤