新築エクステリア工事施工事例集
緑の絨毯が気持ち良い 自然が身近になるエクステリア〜齊藤様邸~
芝生の張り方一つで空間に立体感を
広大な敷地の齊藤様邸。まず車の動線と人の動線分け、空間の使い方を明確にします。人の動線はタイルで舗装。来客の方もどこを通れば良いか一目で分かりますね。ガーデンスペース一面には芝生の絨毯を敷き詰めました。実は芝の張り方には秘密が。広大な土地の場合、道路の高さに合わせて芝を敷いてしまうと、平坦でのっぺりとした印象になってしまいます。そうならないようリビングに向かって、地面を斜めにし、リビングと芝面の距離が近くなるようにしました。こうすると奥行き感が生まれ、敷地の入り口から見た時にただの広い空間ではなく、立体的な空間が出来上がります。結果的に齊藤様邸の広さを強調することにもなるのです。また地面を斜めにすることで、日陰になりやすいお住まい側まで日の光が届くので、芝生の生育に適した環境をつくることができます。芝生にとって一番大切なのは日当たり。植物は光合成によって育ちますが、芝生の生育にも日照が大きく影響します。青々した芝生は大きな公園のような風景です。地面の高さをリビングの近くまで上げたことで、自然が身近に感じられますね。
DESIGN POINT 2くつろぎに適した広さのガーデンスペース
大きく分けた人の動線の中にはプライベートゾーンも含まれます。ガーデンスペースにつくったタイルテラスは、ご家族にとって憩いの場所。広々した空間は確かに開放感もあり気持ちいいのですが、まったり過ごしたいのに、広過ぎて落ち着かない…という気持ちになることがありますね。ヒューマンスケールと言って、人には落ち着くのに適した広さがあります。これを考えずに設計してしまうと、広すぎるがゆえに安らげなくなり、結局は使わないスペースになってしまうのです。齊藤様邸では広さを心地良さにするため、デザインウォールと枕木のポールで適度に囲われた空間にしました。アプローチに面している部分は高さのあるデザインウォールで仕切り、ガーデンスペースに視線が通らないようにしています。配置を斜めにしたことで、アプローチへの道筋が明確になり、ガーデンスペースに人が立ち入ることもありません。また黒いデザインウォールに対して床面は白いタイルを使うことで、タイルが反射し空間が明るくなります。タイルテラスはリビングと芝面を繋ぐ役割があるので、高低差をできるだけ少なくし、空間がひと続きになるようにしました。タイルテラスの中にはシンボルツリーを。リビングからも眺められる位置に植えました。新しく生まれたくつろぎの空間で大きく深呼吸すれば、明日への活力がもらえそうですね。
左官担当、フェンス等の担当をされた職人さんの丁寧な仕上げに感謝です。芝の緑のバラツキが気になっています。
いくつかのお店でプランを考えてもらいましたが、ダントツで癒樹さんのプランがすてきで即決でした。営業の方も、現場監督の方も人柄よく知識も豊富で安心しておまかせできました。
職人さん方も人柄いいだけでなくもちろん腕もよくとてもすてきな外構ができあがり、今では毎日窓をあけてすごしています。
芝の質にバラツキがあるのか、数日で茶色く枯れてしまったエリアが何か所かありますが、時期を見て対応いただけるとのことで期待しています。ありがとうございました。自信をもってオススメできる会社です!迷われてる方はぜひ一度検討を(^^)
関わって頂いた方、皆様がとても信頼できる人柄でした。ご提案頂いたプランが他社とは全く違うもので、しっかり考えている印象を受けました。仕上がりも大変満足しています。今後も何かあったらお願いしたいと思います。
齊藤