ガーデンリフォーム工事施工事例集
圧迫感の少ない高身長フェンスでプライベート重視のエクステリア~森田様邸~
既存の植栽を活かしたナチュラルエクステリア
角地にある森田様邸は、目隠しに生垣をご使用されていました。しかし、どんどん成長する植木のお手入れは大変なものです。今回の森田様邸のリガーデンは、「お手入れのしやすさ」と「プライバシーの確保」この2つを満たすエクステリアにする必要がありました。
よくあるエクステリアプランの落とし穴は、お手入れのしやすさを追求し過ぎるがあまりに、植栽をゼロにしてしまうこと。これでは、緑が似合うお住まいを引き立てるものがなくなってしまい、貧相な印象のエクステリアになってしまいます。
森田様邸はたくさんの植栽がありましたので、まずはシンボルツリーになる樹木だけを残し、管理が大変だった生垣を撤去。こうすることによってナチュラルな雰囲気を損なうことなく、お住まいの魅力を引き出します。
さらに管理の手間を考え、天然芝だったところは大部分を人工芝にしました。わずかに残した土の部分には、ダイカンドラというグランドカバーになるお手入れのしやすい植物の種を蒔いています。丸く小さい葉を密に茂らせてくれるので、数カ月後にはさらに緑を感じるガーデンスペースになっていることでしょう。今までとは違い、雑草に悩まされることもありませんね。
メンテナンスが必要だったガーデンスペースが、メンテナンスフリーの空間に生まれ変わりました。植栽スペースはピンコロ石で縁取り、曲線を描くことで、ガーデンスペースに柔らかい印象を与えます。管理のしやすさにデザイン性を加えました。
そしてプライバシーを確保するため、ウッドデッキ部分は高さ2mのガーデンフェンスを設置しました。2mの高さがあれば、車だけでなく人の視線もカットすることが可能です。そして、目隠しフェンスの閉鎖的なイメージをなくすため、ガーデンフェンスの高さや格子の向きを変えることで、景観に動きを与え、ホワイトカラーのフェンスによって軽やかさをプラスしています。背の高い植栽とも相性が良いですね。窓枠の色と合わせたデザインフェンスを設置し、可愛らしいワンポイントに。
管理に費やしていた時間はくつろぎの時間に変わり、通りからの視線を気にすることなく、プライベートガーデンを満喫することができることでしょう。
またガーデンフェンスで区切った空間の中に新たに駐輪スペースをつくりました。ガーデンフェンスで、駐輪スペースを隠すことによって、防犯面への対策にもなります。床面に敷き詰めたのは、レンガのような意匠を持ったインターロッキングブロック。この舗装材はカラーバリエーションも豊富。透水性に優れ、足にも優しい素材です。駐輪スペースからお庭へ行き来できるよう、ステップを設け、スムーズな動線を確保しました。
癒樹工房のみな様、大変すばらしい庭に生まれ変わらせて頂き、本当にありがとうございました!
元々の庭は、生垣に囲まれ、一面芝。今まで庭の手入れをしたことのない私達には小さな庭でも大変な苦労でした。夏にハチの巣、毛虫の大発生があり、1日がかりで生垣の剪定をして、これを毎年少なくとも4回?業者に頼めば1回4万・・・。ムリだ~と思った時にリガーデンが頭に浮かび、早速ネットで調べたところ、癒樹工房さんが目に止まりました。数々の作品を見て、ここにお願いしよう!!とすぐに決定しました。
何度も打ち合わせをして頂き、作業にかかる直前まで私達の要望に合わせて考えて頂きました。デザイナーさん、現場監督さん、職人さん、それぞれの方が責任とこだわりを持って仕事をして頂いた素晴らしい庭が完成しました。見た目だけでなく、手入れのしやすさ、角地である我が家にプライバシーが守られつつも開放的な最高の庭に生まれ変わりました。
丁寧に作ってくださった庭を、これからも大切に手入れをしていき、色々な思い出を作っていきたいです。これからグランドカバーが育つとまた景色が変わるなと思うとワクワクします!
本当にありがとうございました。
森田