曲線のナチュラルなデザインウォールで道路からの視線をカット

道路からお庭が見えにくいように、曲線のデザインウォールをL字型に造作。３本のスリットがデザイン間延びを防ぎ、圧迫感を軽減してくれています。光も通るので、裏側が暗くなり過ぎないのもいいですね。手前に設置したカーポートは雪国に必須の頑丈な物を選択しました。折板タイプで強度があるので、１m以上の積雪にも耐えられます。

お庭はフロアビーズと人気の石材ジュラストーンで造作

物置を置いてあるだけで雑草だらけになっていたお庭をなんとか有効利用したいとのご要望でした。お子様の遊び場所、またペットを放せる場所として、あえて土の部分を出来るだけ残さないデザインにしました。ガーデンスペースの広い床面は、ジュラストーンとフロアビーズでデザイン。フロアビーズの中に、花びらのように乱形石をあしらいデザイン性をアップさせました。乱形石のデザインがアクセントになっています。
自然石のサークルを中心にはレンガの道を付け加え、人の動線を指し示すようにしました。
この小道は道路側から見ると途中で見えなくなるので、置くに広がる空間を想像させてガーデンスペースを広く感じさせる働きもしています。遊び心いっぱいのデザインで、眺めていても楽しいガーデンスペースが出来上がりました。

植栽スペースも明るい色のレンガで温かい雰囲気に

L字のデザインウォールの裏には、コーナーを利用して花壇を造作。壁が低めにデザインされているので、植栽にもちゃんと日光が降り注いでいます。隣地との境には、一年中ローメンテナンスで景観を楽しめるコニファーの生け垣を設置。境界線を明確にするのが狙いなので、圧迫感を感じないように間隔を広めに取りました。

コニファーの生け垣下にはレンガで花壇を造作

上一段しか見えない低い花壇ですが、土留めの役割をしっかり果たすので大雨でも土が氾濫しません。明るめの乱形石に合わせて、デザインウォールの笠木や花壇のレンガも明るい物を選択。そのため空間全体が優しい雰囲気になっています。

隣家の境界にはデザインウォールを造作してプライバシーを確保

塀が無く敷地がつながってしまっていたため、プライバシー対策として小さめのデザインウォールを造作。隣には常緑樹のコニファーを植え、床面には天然芝を敷いて美しく仕上げました。芝の根がしっかり土に張れば土を固定してくれるので、泥や砂利が駐車場に流れ出るのを防いでくれます。