ガーデンリフォーム工事施工事例集
バラエティ豊かな石材で彩られたメインガーデン〜福田様邸〜
サークルのデザインがお洒落な迫力のある乱形石のテラス
迫力のある乱形石のテラスは大きな円を二重にして造作しました。色幅の大きい乱形石を使っているので、豊かな表情を楽しむ事が出来ます。リビングから極力段差を感じずに外に出られるよう、サッシの下ギリギリにくっつける形でデザインしています。二つの窓から行き来できるようにしているので、ガーデンスペースとリビングが近くなりました。テラスに使用した色幅の大きい乱形石は南米から輸入した人気の石材、エルドラドクォーツです。今回使用したのはイエローですが、オレンジからピンク、白いものまで様々な色合いが楽しめます。丸いテラスの隣にはレンガで四角く区切った小さな花壇を造作しました。室内からも可憐な花々を眺めることができます。
DESIGN POINT 2ガーデンアプローチはレンガでナチュラルテイストに
前面のカースペースから奥へのガーデンスペースに通じる道は、レンガで始まります。端をランダムにデザインしたので、よりナチュラルな感じを表現出来ました。レンガの両隣は化粧砂利で埋め、雑草・泥はね・防犯対策をとっています。レンガは溶鉱炉で使われていた耐火レンガを使用しました。歴史を感じさせるアンティークな風合いが魅力のレンガです。レンガから渋めの色のフロアビーズへと変わり、シックな雰囲気に仕上がっています。フロアビーズの小道はアール状にデザイン。
フロアビーズの小道の横はひょうたん型の花壇スペースにしました。レンガなどで仕切らず、フロアビーズの小道より土の高さを低くすることで、土が氾濫するのを防いでいます。下草が茂れば、ラインがぼやけてナチュラルなガーデンアプローチになることでしょう。この花壇の中にはポールライトを設置したので、夜は足下や植栽が照らされて、昼とは違った趣が楽しめます。物置付近のデッドスペースは、床面をレンガで区切って小さな花壇にしました。LIXILから販売しているディズニーシリーズのアクセントもとっても可愛いですね。日照条件が厳しい壁側は緑陰樹をメインに配置し、日向が見込める躯体側には可愛らしい下草を植えました。
元々ガーデニングがお好きな福田様でしたが、ガーデンスペースが出来上がっていない状態でしたので、大々的な事は出来ませんでした。エクステリアリフォームによって、土の面を計画的に区切り、しっかりと花壇スペースをつくることでガーデニングしやすい空間になりました。これから福田様の手によって緑溢れるガーデンスペースになることでしょう。