タイルデッキ

次世代ウッドデッキ

エクステリアアイテムの中でウッドデッキと並んで人気なのがタイルを貼ったテラス。
室内からそのままお庭に出られるウッドデッキやタイルテラスはお庭と室内を繋ぎ、外の空間を身近な存在に変えてくれます。

とりわけタイルテラスは使用するタイルによって表情が変わり、高級感が感じられるところが魅力です。またウッドデッキと違い、お手入れも簡単で腐食などの心配もなく、長く使用することができます。新築でもリフォームでも憧れのアイテムとして取り入れる方は少なくありません。

タイルテラスがあればお子様の遊び場にもなりますし、テーブルやチェアを置いてご夫婦のくつろぎの場として使うことができます。

しかしタイルテラスはウッドデッキとは異なり、下地にコンクリートを使用するため雨水などの排水が下に抜けず、お住まいの条件によっては建物の換気口がふさいでしまい、タイルテラスと室内をフラットにするのが難しい場合があります。

そうした心配を解消してくれるのがLIXILから発売されている｢タイルデッキ｣という商品です。

LIXILの｢タイルデッキ｣ならタイルテラスの高級感を演出しながら問題を解決してくれます。

ウッドデッキとタイルテラスの良いとこ取り

高級感を感じられるタイルテラスですが、通常タイルテラスを造作するにはいくつもの工程があり、下地のコンクリートを打設するまでにも様々な下準備が存在します。基礎をつくり、その上にブロックを積んだり、砕石を敷き詰め転圧をしたり･･･。そして下地コンクリートを打設後、コンクリートが硬化するのを待ってからタイル貼りを行います。それゆえタイルテラスの在来工法は時間がかかってしまうのです。

ウッドデッキは束柱という柱で全体を支え、骨組みを組んだ上に板を貼っていくので、タイルテラスよりも工期が短く、家の通気を妨げることなく室内の床面とフラットに施工することができます。
LIXILのタイルデッキはウッドデッキの施工法を応用し、アルミ基礎を使って骨組みを組み、その上にタイルを貼って固定します。

そのため、お住まいの換気を塞いでしまうことはありませんし、雨も下に排水されるので水たまりができる心配もありません。

またタイルテラスの高級感はそのままに、今までの工法よりも工期を短くできます。スピーディーな施工ができるのもタイルデッキの特徴です。

しかし中には｢下地にコンクリートを使用してつくるものなのに、強度的な問題はないのだろうか｣と心配に感じる方もいらっしゃることでしょう。
ご家族がくつろぐための場所ですから、安全性や強度にも目を向けたいものです。
ここではタイルデッキの強さについてもご説明したいと思います。

タフなつくりが魅力のタイルデッキ

タイルデッキに使用されるタイルは595ｍｍ角の大判タイルで、その厚さは20ｍｍあります。
アルミ基礎に加えて大きなタイルを使用することで、1㎡あたり180kgほどの荷重にも耐えられる強度を実現しています。
タフなつくりのタイルデッキの上ならファニチャーを置いて、ご家族やご友人達と安心して過ごすことができるでしょう。

タイルデッキに使用するタイルは滑りにくいので、お子様の遊び場としても最適です。