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トウワタ(アスクレピアス)

切り花にしてお部屋でも楽しめる♪

育てた花を切り花にすることは、ガーデニングの楽しみのひとつでもありますね!

庭にたくさん咲かせて室内や玄関に飾ったり、花束にしてプレゼントすることも大きな喜びです。

いろいろなタイプの花を植えておくと、気分やシーンに合わせた趣きの違う花束を作ることができますよ!

トウワタは花束のアクセントとして重宝な植物です♪

トウワタとは

トウワタは、ガガイモ科ですが、一部はキョウチクトウ科に分類されるようになりました。

120種ほどが主にアメリカに分布し、ほとんどが多年草です。種の周りにある綿を利用していたことから、唐綿という名前になりました。

暖かい地域では丈夫なのですが、寒さに弱いことから一年草とする地域もあります。

蝶が好む植物として知られるトウワタ

トウワタは鮮やかな花を付け、見る人を楽しませてくれます。株立ちの良さ、水あげの良さから切り花に向いている花でもあります♪

またトウワタは蝶が好む植物としても知られています。北アメリカに生息し数千キロの旅をするオオカバマダラという蝶が唯一、卵を産み付ける植物で、オオカバマダラにとっては命をつなぐ無くてはならない植物です。

近年トウワタの自生地が減っていることが原因で、オオカバマダラの減少が危惧されています。

この蝶は日本に生息するツマグロヒョウモンチョウです。

トウワタの主な種類

横からも上からも美しい。ヤナギトウワタ


属名のアスクレピアスという名称で販売されています。北アメリカ原産の多年草で、シュッコンパンヤとも呼ばれています。園芸品種として春にハウス内で種まきをし、一年草として販売されています。

赤・橙・黄色と鮮やかな花色があります。気温が高いうちは鮮やかな花色ですが、気温が下がるにつれ徐々に色褪せたように変化していきます。

横から見た姿も上から見た姿もどちらも可愛らしく、その違いも大きな魅力です♪

風船のような種の袋が特徴のフウセントウワタ

南アフリカ原産の低木で、その名のとおり風船のようにふくらんだ特徴ある種の袋が人気の植物です。

トウワタの注意点

トウワタは切り口から滲み出る白い液に要注意!

トウワタは、傷がついたところから毒性がある白い液が滲みだします。皮膚に付くとかぶれることがあるので、作業をするときにはあらかじめ手袋をすることをおすすめします。

目や口にも決して入れないように注意が必要です。この白い液はすぐに乾いて固まるので、衣服に付いた場合はすぐに洗い落としましょう!

トウワタを切り花にするときの方法

生け花などにする際、きちんと水あげをすると花が長持ちします。水の中で茎を切る『水切り』というひと手間を加えてくださいね!

特にトウワタは、切り口から滲み出た液がすぐに固まってしまうので、そのまま花瓶に生けてもすぐに萎れてしまいます。そのため、必ずこの『水切り』を行いましょう。

花瓶とは別に、あらかじめ水切り用の水を用意しておくと良いでしょう。

白いモヤモヤとしたものが切り口から出た液です。

トウワタは種がフワフワと飛ぶので要注意

トウワタの種は、綿が開いて風に乗って広範囲に広がります。

飛んで行った先で付着したり予想外の場所に繁茂するなど、ご近所への影響が出る場合があります。トラブルを避けるためにも種が完熟する前に切り落としましょう!

トウワタの管理

手間がほとんど掛からないトウワタ

トウワタは根が塊茎状に長く肥大します。もともと荒れた草原に自生しているタイプなので、ほとんど手間はかかりません。

かえって手間をかけすぎると弱ってしまいます。水はけが悪く湿度が高いと根腐れをしてしまいます。

暖かい地域では地植えで越冬し丈夫に成長します。冷え込みが厳しくなりそうな場合は、藁や枯葉などでマルチングしておくと安心です♪

気温が低い地域でも、大きめの鉢に植え11月頃に屋内に移動させることで宿根にすることができます。その際、水やりは控えめにしましょう!

トウワタはアブラムシがつきやすいので、屋内に入れる前に洗い落とすことが大切です。

まとめ

トウワタ(アスクレピアス)は、「自分で育てた花を切り花にしたい」、「蝶を庭に呼びたい」という方におすすめの植物です。

どんな植物を植えるか迷った時は、どんなことを植物に期待しているか、ということから選んでみると良いかもしれません。もちろん、植物の特徴を押さえておくことも大切ですね!

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