ハーブガーデンを始めるなら!
「ハーブガーデンに挑戦したい」、「今の庭に新たにハーブを植えたい」という方も多いのではないでしょうか。
風にそよぐハーブの庭は心も軽やかにしてくれますよね!
ハーブとその他の植物を組み合わせると、全く違う印象の庭をつくることができます。イメージに近い庭をつくるための植物選びも、ガーデニングの楽しみですね。
ここではサルビアという見た目にも美しいハーブについてご紹介致します。
サルビアは、シソ科アキギリ属の一、二年草、または低木とされる植物です。
アキギリ属の多くは、熱帯から亜熱帯に分布し、900種以上の大きな属で、日本にも10種以上が分布しています。園芸店などで販売されているものは国外原産のものがほとんどです。
たくさんの種類があるんですね!
それぞれに特徴が異なり、香りもさまざまです。サルビアとセージの違いについては明確ではありませんが、ハーブとして利用されるものをセージと呼び、観賞用をサルビアと呼ぶという説があります。
秋になると、サルビア祭りが各地で開催されますね。鮮やかな赤い絨毯をつくるのが、サルビア・スプレンデンスです。ブラジル原産で、スカーレット・セージとも呼ばれています。
甘くて美味しい?サルビア
筒状の萼(がく)の中に同じく筒状の花が長く出ているのが特徴です。
蜜がたっぷり入っているので、子供の頃に花を抜き取り、甘くておいしい蜜を吸った思い出がある方もいらっしゃると思います。
私は学校帰りによく吸っていました(^^;)美味しかったですよ♪
熱帯南アメリカ原産の一年草です。
丈夫で小さく可愛らしい花が、次々と長く咲き続けるので、大変人気があります。
園芸品種として、色に合わせてアカプルコ、サクラプルコ、ユキプルコなどの名前で販売されています。こぼれ種でよく増え、公園などでは混植して見応えのある植栽として利用されます。
テキサス、メキシコ原産の多年草で、メアリー・セージとも呼ばれています。
通称ブルーサルビアとも呼ばれます。シャープな青い穂が美しく、寄せ植えに向いています。
ほかに、濃い紫や白い花があります。強い霜に注意すれば屋外でも越冬しますよ!
パイナップルセージという呼び名の方が馴染みがあるかもしれませんね。
メキシコとグアテマラ原産の多年生低木です。
幸せな気分になるパイナップルの香り
パイナップルセージという名前通り、少し触れるだけでもパイナップルそっくりのおいしそうな香りが漂うのが特徴です♪
ガーデニング作業をしているときに、ふわっと幸せな気分にさせてくれる香りですよ♪
強い霜にあてなければ、戸外でも越冬します。寒さにも強いんですね!
チェリーセージという呼び名のほうが馴染みがある方が多いでしょう。
華奢な枝に白と赤の可愛らしい花が咲く人気の植物です。環境によっては、花が赤だけや白だけになることもあります。アメリカ南部、メキシコ原産の常緑小低木です。
ドレスの裾を広げたような可愛いフォルムですね♪
南米原産の多年草です。メドーセージとも呼ばれています。
草丈150㎝程度まで成長します。耐暑性、耐寒性ともに強いのでローメンテナンスガーデンにぴったりなんです♪
ただ日照が不足するとまっすぐ伸びず、ぐにゃぐにゃと草姿が見苦しくなってしまうので、日向に植えるようにしましょう!
コバルトセージとも呼ばれています。
まっすぐ伸びた華奢な茎に小さな濃い青色の花が魅力の植物です。和風の庭にもぴったりです。
メキシコの高山に自生する多年生低木です。
剪定しなければ2m近くまで成長します。風で倒れるので支柱が必要です。小さくて濃い青い花がたくさん咲く姿が涼やかですね!
メキシコ原産の多年草です。
花の形に特徴があり、切り花でも映える人気の植物です。しっかりとした茎で、1.5mほどに成長します。強い霜にあてなければ戸外で越冬します。
鮮やかな色で特徴的な形のお花ですね!
サルビアは乾燥にも強く丈夫なものがほとんどなので、ローメンテナンスガーデンづくりに幅広く活躍します。
野趣あふれる庭をつくるのにも最適です。時間経過で変わっていく株姿をイメージして、庭造りに取り入れてみてくださいね!