リンドウ(竜胆)

可愛らしい健気な山野草

野山を散策したときに思いがけず花に出会うと、とても嬉しくなりますね!健気に咲き誇る姿に、力強さが感じられます。

野山に自生しているこのような草花のことを山野草と言い、現在園芸品種として販売されている草花のほとんどが、世界中の山野草から改良されて作出されたものです。

その中の代表格とも言えるのがリンドウです♪

ここでは可愛らしさと強さを合わせ持ったリンドウについて、詳しくご紹介したいと思います。

リンドウ(竜胆)とは

リンドウはリンドウ科の多年草、または一、二年草の植物です。別名ゲンティアナ、またはゲンチアナと書かれた名札が付いている場合もあります。

山林やススキの原っぱなど、種類によって自生する場所が異なります。

草丈が高いものから低いもの、また色の変化を楽しめるものなど、年々改良が進み、たくさんの種類が販売されています。

リンドウの魅力と特徴

日光が大好きなリンドウ

リンドウの自生地は厳しい環境の場所がほとんどなのですが、その姿は可愛らしく、見る人に清々しい印象を与えます。

リンドウは冷涼な気候と日光が大好きです♪

日光が当たると花を開かせるという特性があり、日の当たらない朝晩や天気の悪い日には花を閉じています。

花を楽しむためには日当たりの良い場所に植える必要がありますね!

リンドウ(竜胆)の種類

リンドウは世界に400種程あると言われています。日本では園芸品種がたくさんあるのですが、咲く時期によって春、夏、秋の三つに分けることができます。

〜春〜 ハルリンドウ(春竜胆)

山に道路を通してできた切り立った斜面の地際や、土手のような開けた草地など、日当たりが良く湿り気のある場所に自生しています。一、二年草で、北海道から九州に分布します。

自生地であっても広く分布しているわけではありません。生育環境の条件が厳しいようで、限られた範囲でしか見ることができません。

〜春〜 フデリンドウ(筆竜胆)

その名のとおり筆のように一本の茎に数輪の花を咲かせるのが特徴です。竹藪などに近い開けた草地などで見ることができます。ハルリンドウと同じく生育環境の条件が厳しいため、限られた範囲でしか見ることができません。

〜夏〜 ツルリンドウ(蔓竜胆)

湿り気のある森の斜面などに自生しています。長く伸びたツルの節に花を咲かせます。冷涼な気候を好み、水はけと保水力を兼ね備えた場所にしか生育しません。秋には鮮やかな赤い実をつけます。

多くの方から愛される秋の代表花

リンドウといえば秋」というくらい秋の山野草として多くの方に愛されています。自生しているリンドウの中でも草丈の高いものは、湿り気のあるススキの原っぱなどで見ることができます。

リンドウはイネ科の植物と相性がよく日光が好きなので、きちんと刈り込まれたススキの野原が生育に適しているのです。

リンドウは切り花用も園芸品種のポット苗なども、ほとんどのものが秋に販売されます。さまざまな園芸品種が作出されていてガーデナーを楽しませてくれます。

〜秋〜 青と白の2色咲き

白寿や白露など、たくさんの品種名で販売されています。

〜秋〜 ピンクと白の2色咲き

青色の花が多い中、ひと際目をひく花色です♪

〜秋〜 青に星のような斑点

夜空を思わせる、とても美しい花ですね!

リンドウ(竜胆)の管理

庭で楽しむなら草丈の低いタイプが育てやすい

草丈の高いものは専門業者によって切り花用に栽培されていますが、庭で楽しむなら草丈が低いタイプのものの方が育てやすくオススメです。

風通しと日当たりが良い場所を好みますが、低地では夏場の直射日光に気を付ける必要があります。

西日の当たらない明るい木陰などで管理し、水切れしないよう注意しましょう。水切れをすると、すぐに花が枯れこんでしまいます。

鉢のまま管理する場合は、地面の照り返しなどで鉢の中の温度が上がらないよう注意が必要です。

まとめ

和風にも洋風にもマッチするリンドウ

ツワブキなど、大きな葉が株元に日陰を作るような植物と組み合わせると良いでしょう。暑さと乾燥に弱いリンドウの弱点を補うとともに、和風らしさを引き立たせることができますね!

洋風にしたい場合はクリスマスローズなどと組み合わせるのがオススメです♪

可憐さと力強さを感じられるリンドウで、四季を楽しめる空間をデザインしてみてはいかがでしょうか。

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