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チューリップ(鬱金香)

幼い頃から誰でも知っているお花

道ゆく人に、「春の花を5つあげるとしたら?」と尋ねたら、ほとんどの人がチューリップをあげるのでは?と思うほど知名度の高い花ですね。

「さいた〜さいた〜チューリップの花が〜♪」よく歌いましたよね!

あまりにもありふれた存在になっているので、わざわざ自分で育てようとは思わないというガーデナーも少なくありません。けれどその反面、根強い人気を持つ植物でもありますね!

チューリップとは

チューリップは、ユリ科の多年草です。

中央アジアから北アフリカまで広く分布し、150種類ほどと言われていますが、認められている範囲により数がかわってきます。園芸上利用されているのは、20種ほどと言われています。

かつてヨーロッパでチューリップバブルが起こったほど人気が高く、熱烈な愛好家によってさまざまな品種改良が行われ、急速に世界各国に広まっていきました。

球根なので、船や列車での輸送に適していたことも急速に広まった要素のひとつです。

チューリップの特徴と魅力

誰もが知っている、春の訪れを感じさせる花。見てるだけで元気に!

チューリップの魅力はたくさんありますが、何といっても春を感じさせる代表的な花ということでしょうか。

さまざまな地域でチューリップ祭りが開催されるのもその特別な季節感によるものでしょう。花色も豊富で群植すると溜息がでるほど素晴らしい景色を作り出しますね!

まっすぐ上を向いて咲くチューリップは、明るく前向きなイメージを感じさせます。風にそよぐ姿は、微笑みかけているようにも見えますね!

春になったら各地のチューリップ祭りなどに足を運んでみてはいかがでしょうか。普段あまり歩く機会がない人でも、ゆったりと眺めながらいつの間にか長い距離を歩いてしまうかもしれませんね♪

チューリップの種類

植えっぱなしでも数年咲き続ける品種も続々と販売

チューリップのほとんどの園芸品種は、交配・交雑を繰り返しているので種類を分けることは容易ではありません。

そのため、1981年に主だった系統(花形と花期の11区分、野生種の4区分)に区分するようまとめられました。チューリップは夏に枯れるので、球根を上手に保管しておけば翌年も咲かせることができることもあります。

ただ、品種改良された品種は、夏越しさせるために球根を掘り返して保管していても、なかなか同じように綺麗な花を咲かせることが難しいことがあります。

そのため、10月後半頃から店頭に並べられる球根を購入して植え付ける、ということが多くなります。

ですが、近年植えっぱなしでも数年咲き続ける、原種系の品種も続々と販売されるようになり、新たにチューリップ愛好家を発掘しつつあります。

球根を掘り上げる手間が掛からない品種があるのは楽ですね!

さまざまな特徴の園芸品種

花びらのふちにフリンジが入るエレガントなタイプ

葉にウェーブがかかったてカップ咲きの茎が短いタイプ

背が低いので風が強い場所でも安心ですね!

全体的にグリーンが基調のクールなタイプ

あまり彩りを多くしたくないという方にオススメ!

ゴージャスな雰囲気での鮮やかな色の八重咲きタイプ

数年植えっぱなしでも毎年花を咲かせる原種系

年々、販売される種類が増えています。植えっぱなしOKなら管理が楽ですね!

寒いうちに咲く冷凍チューリップ

あらかじめ冷凍しておいた球根を、冷凍チューリップとして通信販売などで購入することができます。

冷凍されていた球根が外気にさらされると、春と勘違いして咲き始めるというものです。本来の咲く時期をずらしたい時にいいですね!

レストランなど店舗の植栽にされるのも良いかもしれません。

チューリップの管理

球根を購入したらすぐに植えましょう!水切れには注意。

チューリップは、寒さにあてないと花を咲かせないという特性をもっています。

球根を購入したら、早めに深めの鉢や深めに耕した花壇などに植えましょう。花芽が出始める1月から3月までに水切れをおこすと花が咲きません。冬場の水切れに注意してくださいね!

ほかの草花と一緒に植えておくと、水やりのタイミングがわかるのでおすすめですよ♪

咲き終わったらどうする?

花が咲き終わったら、種をつける前に花首をポキッと折って、葉と茎が枯れるまで待ちます。

葉と茎を残しておくのは、光合成をして球根に栄養を蓄えさせるためです。梅雨前には掘り上げて網などに入れ、乾燥させ風通しのよい暗めの場所で保管します。

まとめ

暗くて寒い冬をようやく越して、一斉に咲き出すチューリップに気持ちも軽やかになりますね!

寒い中でのガーデニング作業は、なかなか気がすすまないものです。春の準備を早めに済ませて、これから咲く花のイメージを楽しく膨らませながらゆったりと春を待ちましょう♪

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