エクステリア＆外構(外溝)工事・ガーデニングのプロショップ癒樹工房（ゆうきこうぼう）。
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可愛いお花がたくさん咲くグランドカバー

グランドカバーが欲しいけれど、花が咲かないとちょっと寂しい・・・と思っているガーデナーも多いのではないでしょうか？

手間がかからず、たくさん花を咲かせるポーチュラカはいかがでしょうか♪

ポーチュラカとは

ポーチュラカは、スベリヒユ科の一年草です。

40種ほどが熱帯から温帯に広く分布しています。低温が苦手なためにほとんどが一年草ですが、希に観葉植物として多年草扱いのものもあります。

一般的によく知られているポーチュラカは別名ハナスベリヒユですが、マツバボタンもポーチュラカです。

ポーチュラカの特徴と魅力

グランドカバーに最適！ハンギングも◯

ポーチュラカは、草丈が高くならず横に旺盛に広がる匍匐性のものがほとんどです。

そのため、短期間に広がるのでグランドカバーに最適です！また、その特性を活かして、ハンギングバスケットなどで高い位置に吊り下げて楽しむことも出来ます♪

鮮やかな花色のものが多くあり、無機質な壁などを鮮やかに彩ることができるでしょう。

一日花なので花がら摘みは不要！

一日花なので、花がら摘みの手間もかかりません。手間が掛からないのは嬉しいですね♪

気温が高い時期に次々と開花を続けるので、公園や街路の植栽にも欠かせない植物です。

また、挿し穂で簡単に増やすことができるので、15㎝程度（3節程度）に切った切り花状の束を、挿し穂用に道の駅などで販売されていることもあります。

ポーチュラカの多くは残念ながら、日照が少ないと開花しません。

葉も閉じてしまうので、早朝や夕刻の通勤・通学時に花壇が寂しい状態になります。そのため多くの育種家が、日照が少ない時間帯でもできるだけ開花している品種を開発することに努力しています。

ポーチュラカの種類

一般的に園芸品種として紹介されているポーチュラカ
別名ハナスベリヒユ

鮮やかな花色と蘂（しべ）のコントラストがきれい美しいですね！

個性的なもの、ユニークなものなど多くの品種が作出されています。

八重咲きのタイプ

花が閉じないので開花時間が長く、また可愛らしい印象が強い品種が作出されました。身近な園芸店などでも入手しやすくなっていますよ！

葉が斑入りのタイプ

商品名マジカルキューティー
ピンクの花と斑入りの葉、鮮やかな茎が美しい品種です♪

花の無い時期でも、葉や茎の鮮やかさが見事です。日照が少なくても葉が閉じないので、ハンギングバスケットなどに植えて高い位置の彩りに利用するのにもおすすめです！

マツバボタン（松葉牡丹）

ブラジル、アルゼンチン原産の非耐寒一年草です。

別名ツメキリソウ、またはヒデリソウなどと呼ばれています。こちらも、もともと一重で一日花、日照が少ない時間帯には閉じている性質だったのですが、ハナスベリヒユ同様に品種改良が進み、八重咲きや長時間咲き続ける品種が多く作出されています。

クサハナビ

別名サンジカ（三時花）、バクラン（爆蘭）とも呼ばれています。

マツバボタンのような葉で、花茎が細く長いのが特徴です。小さな濃いピンクの花が可憐で可愛らしいので、和風の寄せ植えにも向いています。

ポーチュラカの管理

夏の暑さでも元気に咲く！多湿には注意

ポーチュラカは、高温と乾燥には強いのですが、その分、多湿と低温で弱ってしまいます。

ほとんど屋外の花壇などに植えることが多いので、盛り土をするなどして水はけを十分確保しましょう。軒下などに吊るすと梅雨の長雨の時期も安心です。

多湿さえ気をつければほとんど手間はかかりません。

乾燥ぎみに管理をすると、暖かい地域では12月頃まで楽しむことができます。広がりすぎた茎は適宜整理をして、切り取った茎は挿し穂として利用するのもよいでしょう。

まとめ

丈夫なのはもちろんですが、鮮やかな花色と花数の多さで人気の高いポーチュラカです。

寄せ植えにも重宝されるので、ボーダーガーデンの前面に植えるアイテムとしても最適な植物ですよ♪

夏の植物を選ぶときに、一株加えてみてくださいね！