メリハリのある魅力的なお庭にするためにポイントは?
庭の広さにかかわらず、植物の高低差をうまく利用し、メリハリをつけると魅力的な庭になります♪
このように高低差を利用した庭を「ボーダーガーデン」と言い、イングリッシュガーデンに多く見られますね。
背の高い植物を奥に、背の低い植物は手前に配置すると空間に立体感が生まれますよ♪
今回は、ボーダーガーデンの”前面”に配置すると効果的な、クフェアについてご説明しましょう。
クフェアは、ミソハギ科の植物で、多年草や小低木などがあります。
温暖な気候を好むものが多いので、冷涼な気候の地域では一年草扱いとするほうが良いですね。株の姿は種類により異なります。
北アメリカ南部、メキシコ、グアテマラ、ボリビアなどに250種ほど分布すると言われています。その中の数種類が身近な園芸店やホームセンターなどで入手することができます。
身近に手に入るのは嬉しいですね!
日本でクフェアという名称で販売されているものは、主にメキシコハナヤナギです。
単体や寄せ植えで鉢などでも楽しむことができますが、花壇と小径との境目などに利用するのもいいですね!
細い枝がよく分枝し、小さな葉と花が密に展開します。
放っておいても草丈は30~40㎝程度にしかならないので、前面に植えると花壇が映えますね!
暖地では冬場には枯れますが、植えっぱなしでも暖かくなると葉が出てきます。
メキシコ原産のクフェアから作出された園芸品種と言われています。
正面から見るとねずみのように見えることから「ちっちゃなねずみ」という名前が付けられました。
可愛らしいネーミングなんでしょう!
温暖な地域では生育が早く、数年植えっぱなしで年々株が大きくなります。
手が掛からないのも嬉しいですね♪
茎が柔らかく、長い筒状の花がたくさん付くので、風が吹くと庭に躍動感が生まれます。
冬は過湿に注意してください。また、急な冷え込みで枯れることがあるので、冬は鉢に植えて屋内に入れたほうが安心ですね!
比較的、こぼれ種でも増えるタイプです。
耐寒温度が高めなので、秋の冷え込みで枯れこんでしまいます。夏に楽しむのに向いていますね!
草丈が高く、細長い花がタバコに似ていることからタバコ草とも呼ばれています。
冬場の過湿に注意すれば持ち越すことができます。大きくて深めのプランターに植え、冬は屋内で管理すると長く楽しむことができますよ♪
種類によって姿が異なるクフェアです。同じ種類とは思えない違い、持ち味がありますね♪
お庭のイメージに合わせたクフェアをチョイスして、素敵なボーダーガーデンを作ってみてくださいね!