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シラン(紫蘭)

切り花やアレンジメントにも楽しめる春の花

ガーデニングの楽しみはたくさんありますが、綺麗な花を育てて切り花にしたいと考えている方も多いのではないでしょうか♪

春になるとさまざまな花が咲きだしますが、一度植えたら毎年のように咲き続ける嬉しい植物、シラン。切り花やアレンジメントにも重宝なシランを一年草などと組み合わせて、明るい庭を計画しましょう♪

シラン(紫蘭)とは

ローメンテナンスのお庭にぴったりのシラン

シランは、ラン科の多年草です。花の色から紫蘭という名前がつけられました。

ラン(蘭)の中で最も丈夫な【地生】の種(しゅ)です。江戸時代から石垣や庭木の根締めに利用されてきました。

原産地が日本であることに加え高温多湿にかなり強いので、ローメンテナンスの庭をつくりたいという方にピッタリの植物ですよ♪

地生とは?

【地生】とは、ラン(蘭)用語で地面に根をおろして生育する、という意味です。対して樹木の枝などに張りついて生育する【着生】というものがあります。

シラン(紫蘭)の主な種類

名前の由来になった濃いピンクの花は、シランが自生する薄暗い山林の中では紫色に見えます。

鮮やかでとても綺麗ですね♪

白い花のシロバナシラン(白花紫蘭)

薄い紫色のアオバナシラン(青花紫蘭)

鮮やかな紅色が美しくかわいらしいクチベニシラン(口紅紫蘭)

シラン(紫蘭)の魅力

花だけでなく、美しい葉も楽しめる!

とても美しい可憐な花が魅力的です。直立した茎についた蕾が下から次々と開花していきます。

また、優雅さを添える葉もまた魅力があります。ひだ状の折れ目が縦にすっきりと入った葉が、凛とした印象を与えます。

花が無い時期でも、庭の景色を豊かにしてくれる葉を持っています。花、葉ともに切り花やアレンジメントに活用することができます。

葉も活用出来るなんて嬉しい特徴ですね!

シラン(紫蘭)の特徴

かなりの乾燥にも耐えられる強靭さも◯

自生地は湿り気のある山林です。

完全に乾いてしまうのは避けたいところですが、かなりの乾燥にも耐えられます。種(タネ)で広がることに加え、根の分裂によっても繁殖が旺盛なので、競争相手の樹木などが無ければどんどん密に広がります。

庭などに群生させると、とても見ごたえがありますね!葉も茎も直立するので、ボーダーガーデンにも向いていますよ♪

シラン(紫蘭)の管理

地植えもOK!冬の間は葉を切り取って株を覆っておくのがポイント

鉢に植えても地植えにしてもよく育ち、生育にそれほどの差はありません。

しかし自生地が関東以西ということもあって、厳しい寒さに直接あてると弱る可能性があります。冬のあいだ、地上部が完全に枯れるので、切り取って株を覆っておくと安心です♪

春になればまた綺麗な葉が出てきますよ(^^)

鉢植えの場合は、軒下や玄関など鉢の内部が凍ってしまわないような場所で管理するようにしましょう。

植え替えは早めに

丈夫なことは嬉しいことですが、根の分裂する力がとても強いので陶器の鉢などが割れることもよくあります。

これはプラスティック製のスリット鉢ですが、根の強さでいろいろな場所が割けてしまっています。早めに株分けや植え替えをするようにしましょう♪

まとめ

シランのように丈夫な多年草は、一度植えると同じ時期に毎年咲いて季節を告げてくれるので愛着が湧いてきますね。

庭をデザインするときも春をイメージしやすい植物です。寂しくなりがちな冬の庭が、いつの間にか春の庭へと変化する様子を見るのも、ガーデニングの楽しみですね。

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